◆事前アンケート(ヒアリング)から
→111312d事前
右サイドスローの投手。ある日の試合中に急にストライクが入らなくなった。特に何か気になったわけでもない。以降、その試合以降うまく投げられなくなった。特に右打者に投げづらい。右打者も左打者も背中側へ大きく逸れるボールを投げたりしてしまう。腕を振っている感じがしない。リリースでうまく力が伝わらない。以降、野球塾に通ったり、ネットの動画を観ながら修正を施しているが改善しない。どうしたらいいか?ということで来所。
◆受講後アンケート
→131112d受講後
イップスといえるような明らかな不随意運動にある状態ではなかった。だが僅かにその状態に入りつつあるようにも窺えたため、これ以上悪化しないよう注意点を本人へ伝えた。フォームは崩れているとまでは言い難いが、体調や外的環境に影響を受けやすいフォームをしていた。ボールへの力の伝え方が局所的であったため再現性に乏しいフォームをしていた。再現性を高めるためにレクチャーを行った。3、4度程のキャッチボールであったが、2回目から安定したパフォーマンスを発揮し始めた。ボールのコントロール及び身体の制御感が増したと思われる。
以上
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明