◆事前アンケートから
→151129a事前アンケートvol
高校生の息子さんを持つ父親から電話が入る。息子さんが昨秋、テイクバックを修正し過ぎてしまい投球動作に違和感を感じたのが始まりだという。その後不随意運動が生じ、イップスかもしれないと思い心理療法を開始し現在に至るとのこと。
◆受講後アンケート
→151129a受講後アンケートvol
息子さんが実際に投げている姿を拝見したが、手足の動作のタイミングが全く合っていないままフォーム(型)が定着していた。投球距離が離れれば離れる程、各関節の連動がスムーズに行われない状況であった。一歩間違えば関節の故障に繋がることが窺えた。
従って投球動作の基礎から再構築し、更に基本動作からやり直した。息子さんには一つ一つ理解納得してもらい、自身の身体の制御感覚をつかんでもらいながら進めた。最初はキャッチボールの距離は4m.5mから開始。徐々に距離を広げていった。
最終的には約10mまで距離が延び、バランス良く投げられるようになった。ただ投手なので18.44mをコンスタントに投げられる状態にしなければならない。本人も手応えをつかんできたのか「感じがよくなった」とコメントがあった。レクチャーの時間も限りがあったため、終了後、今後距離を伸ばしていく練習方法についてレクチャーして終えた。希望が見えた様子で私も安心した。
◆1週間後メールをいただきました(父親より)
「こんにちは。先週の日曜日はありがとうございました。
◆1週間後メールをいただきました(本人・高校生より)
こんにちは。この1週間で以前よりも上手く投げれたと思える確率が上がりまし
以上
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明