群馬県の高校生(外野手)が2回目の改善レッスンに来所いただきました。今回はGWということもあり、自家用車にご家族も便乗しお越しいただきました。
【経過】本人談
1)横ブレ(左右)が少なくなった(左右にズレることが少なくなった)。
2)ボールが上方へ抜けることが多くなった。
1ヶ月間で総体的にだいぶ改善した様子。ただ時折抜けることがあるようでその点の改善を目的に来所。
早速アップを行ってもらいキャッチボールを実施。確かに横ブレが減っていました。ただ、なかなか腕と胴体の一体感、統合感覚をキャッチできずにいるようで、リリースがふわふわとした状態でした。この状態で続けてもあまり良くないと判断。一旦10分ほど休憩。
休憩の間、リフレッシュしてもらうためにもバッティングをレクチャー。重心、軸、タイミングにおける好感触について意見交換。
気分もニュートラルになった頃合を見て再度キャッチボール。さらにクイック(捕ってからすぐ投げる)を繰り返し、好感触時とそうでないときのギャップが何かを探りました。
次第に良い感触について把握しはじめたらしくキャッチボール終了ごろにだんだんと安定感が出てきました。何も考えないでも身体がオートマチックに作動している感覚とでもいうのでしょうか、がちっと固める感覚が生まれてきたそうです。
さらなる改善のために練習方法を伝えました。
①短い距離のキャッチボール(2~3メートル)
②バッティング(ロングティー)
③腕立て伏せ
さらなる無意識への刷り込みが必要ですね。小さな手応えの積み重ねです。
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明