◆現在の状態を教えて下さい（事前アンケートによる）
・投げ方を忘れた
・よくすっぽ抜ける
・力感がない、力が入らない
◆悩み始めたきっかけは何ですか？（事前アンケートによる）
・暴投（試合、練習）
◆悩み始めた時期から、現在までどの位の時間が経過していますか？（事前アンケートによる）
・約５年
◆イップスの症状について、どなたかに相談されていますか？
・チームの監督、コーチ
・同級生、先輩
＜最初のキャッチボールを見た感想（特徴）及び、その後の指導＞
・体幹の脱力感が強く感じられた。
・ステップする際、ステップ足と胴体が一緒に動作していた。
・投げる相手の方向へ突っ込んでいた。
・リリースに力が伝わっていないのが見て取れた（撫でるようになっていた）
・短い距離が殊の外難しい様子であった。
少し時間は掛かるかもしれない。時折好感触が出てきたが、まだまだその頻度は低い。しかし今後何を、どのようにすればスローイングが改善するか、感触と共に理解出来たように思える。特にステップする足と胴体が同時に動作してしまう癖が強くはたらいていたので、その動作が起こる前の姿勢制御が必要であることを伝えた（垂直に立位すること、重心）。後は体軸の獲得。絶対に体軸を押さえ逃さないよう伝えた。
焦らず、一つ一つを勧めた。近距離のキャッチボールで、心地良い好感触をすり込んで欲しい。
「ボディコントロール→ボールコントロール」
「ボディコントロール→バットコントロール」
受講後アンケート→1208③受講者アンケート
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明