◆現在の状態を教えて下さい(事前アンケートによる)
・よくすっぽ抜ける
・よくひっかかる
◆悩み始めたきっかけは何ですか?(事前アンケートによる)
・暴投(試合や練習時)
◆悩み始めた時期から、現在までどの位の時間が経過していますか?(事前アンケートによる)
・約4年
◆イップスの症状について、どなたかに相談されていますか?
・まだ誰にも相談できていない
<最初のキャッチボールを見た感想(特徴)及び、その後の指導>
・リリースポイントがわからない様子であった。
・塁間以上の距離だと問題ない様子。投手への返球が殊の外難しい様子であった。
・利き腕の力みが必要以上に感じられた。
終始「えーっ!それはカルチャーショックです。。」の言葉を連呼されていました。これまでの投球の常識とは異なる指導内容だったようです。
例えば、、
・「テイクバックの肘の角度90度は意識しない方がいい。又、テイクバックを意識して投げると、余計に症状を悪化させます」
・「下半身や膝を開かないように投げると、かえってひっかかります」
・「寝転がって、天井に向かって投げるスナップスローは、現状を維持又は悪化を促します」等。
最初はとても驚いておりましたが、時間をかけて、イップス改善コーチングのひとつひとつのスキルを、根拠付けて説明をしていくと、中盤以降はご納得され、実践を繰り返して頂きました。そして実際に取り組んでいただくと、「ん、あれ、ほんとだ」と苦笑いしていました。その後は興味深くお話しを御聞き頂きました。
そうしてキャッチボールの球数を増やしていくうちに、力みも調節出来てきたのか、ひっかかりも減少。身体制御が利いてきた様子でした。充実した1日だったようです。
「ボディコントロール→ボールコントロール」
「ボディコントロール→バットコントロール」
受講後アンケート→2507⑤受講後アンケート
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明