「これまで意識してこなかった部分からアプローチして・・」(大学生・京都府・捕手)

◆現在の状態を教えて下さい(事前アンケートによる)

・動作をうまく制御できない
・よくひっかかる
・リリース時、リリースポイントを見る
◆悩み始めたきっかけは何ですか?(事前アンケートによる
・肩、肘などの故障
◆悩み始めた時期から、現在までどの位の時間が経過していますか?事前アンケートによる
・約5ヶ月
イップスの症状について、どなたかに相談されていますか?
・チームの同僚、先輩、後輩
・カウンセラー

<最初のキャッチボールを見た感想(特徴)及び、その後の指導>
・本人のコメントにもあったが、動作をひとつひとつチェックしている様子が見て取れた(特にテイクバック、トップの位置)
・脱力する意識が強く、かえって制御感を乏しくしていた。
・短い距離が殊の外難しい様子であった。
・振り上げ足を挙げた途端、投げる方向へ体重移動が起こっていた。
・緊張やプレッシャーに関係なく、投げることが大変そうであった。

まず、キャッチボールを拝見し現状を確認。その上で、何故テイクバックやリリースポイントが不安定かつ気になるのか?本人の動作を元に説明した。指摘のひとつひとつに合点がいった様子であった。又、肩肘の動作がマニュアル動作(意識的動作)となっていた為、オートマチック(無意識的動作)となるような意識のポイントを説明した。「ほんとですね。」と不思議そうであった。
力加減についてもレクチャーした。計6、7セット程(1セット30球程)行った。「だんだんと、利き腕に意識がいかなくなってきました」といったコメントが聞かれた。

「ボディコントロール→ボールコントロール」

「ボディコントロール→バットコントロール」

受講後アンケート→2207③受講後アンケート

トレーニングサポート研究所

所長 松尾 明

 

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