「満足した事は2日間という短い時間で少しでも改善した・・」(高校生・福岡県・投手)

現在の状態を教えて下さい>※事前アンケートによる

・動作をうまく制御できない
・よくすっぽ抜ける
・よくひっかかる
・リリース時、感覚がない
・リリース時、リリースポイントを見る
・力感がない、力が入らない

<コーチング・コース>

イップス症状改善コーチング premium

<最初のキャッチボールを見た感想(特徴)及び、その後の指導>
・4、5メートルの距離を投げることすら難しそうであった。
・腕を振って投げるということに不安が大きい様子であった。
・リリースポイントが安定しない為、「そろ~り」と腕を動かす様子が見て取れた。
・前後の動きが激しく、体軸のブレが見て取れた。
・拇指球に体重が掛かってしまい、体が不安定になったいた。

2日間に渡ってレクチャー。
1日目。まずはキャッチボールを見て、現状確認を行った。5メートル程の短い距離であったが、腕の振りが制御出来ずに、”そろり”と置きにいくことしかできないような状態に感じられた。何とか結果オーライで相手に届いていた様子。すぐに原因を指摘した。約40分程「なぜ、そのようなことが起こってしまうのか?」その説明を行った。
合点がいった様子であったので、早速キャッチボールを開始。2メートル、3メートルと序々に距離を広げていった。すると次第に、ボールの軌道が安定し始めてきた。以前より自然に腕が振られる状態になっていたことに本人も驚いていた様子。※10球に1.2球は抜けるボールはあったが、何よりも自然に腕が振られていた。距離も10メートル程に伸ばした。本人も心地良いのか、笑みがこぼれる。その後、その好感触を何球も身体になじませるよう、キャッチボールを行った。
2日目。昨日よりも格段に制御感あるボールが届いた。捕手は立ったままではあったが、距離も18.44メートルまで広がった。高めに大きく抜けるボールも若干あったが、スピンの利いたボールであったのでそれは良しとする(※良い兆し)。横に逸れるボールも格段に減った。更にコントロールもスピードも増していた。

予想以上、格段の改善が見られたため、本人に確認しステップアップを試みた(捕手を座らせてみた)。だが、少し段階が早かったのかもしれない。身体の軸がぶれ始め、前方へ体重移動が起こり始めたので、以降無理は控えた。
その後は焦らず、好感触を刷り込む練習を行うよう伝えた。序々に距離感と制御感が伴ってくることを伝えた。

「ボディコントロール→ボールコントロール」

「ボディコントロール→バットコントロール」

受講後アンケート→0104① 受講後アンケート

トレーニングサポート研究所

所長 松尾 明

トレーニングサポート研究所

所長 松尾 明

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