＜現在の状態を教えて下さい＞※事前アンケートによる
・動作をうまく制御できない
・投げ方を忘れた
・よくすっぽ抜ける
・よくひっかかる
・リリース時、感覚がない
＜コーチング・コース＞
イップス症状改善コーチング pｌus１ 【120分＋60分】
＜最初のキャッチボールを見た感想（特徴）及び、その後の指導＞
・捕手方向へスウェイしているのが、見て取れた。
・「利き腕操作が気になる」、「利き腕がなかなか出てこない」（腕を触れない）といったコメントが聞かれていたが、確かにスムーズな腕の振りではなかった。
・ボールの回転数が斜めに不規則に回転しているように見えた。又スピードに比べ、少ない印象を持った。
胴体が不安定。胴体が前に突っ込んでいることを指摘した。当初より本人もそのように感じていた様子。ただ、何故、そのように前へ身体が突っ込んでしまうのか？その原因を掘り下げて説明した（何故、そうなるのか？何故そうなるのか？・・その点をロジックに説明させてもらった。問題点が分かったら、少しスッキリした表情になった。）
次にどうやって、その問題点を解決していくか？その方法を具体的に提示した。鍵は安定感を取り戻す事。約３時間。休憩を含めてキャッチボールを行った。
１セット目、２セット目、３セット目（１セット約30球～50球）と、小分けにしてキャッチボールを行った。次第に横にスライドしていたボールが殆ど見られなくなっていった。高めに威力のあるボールが届くようになり、ボールの回転数が上がって見え始めた。伸びが加わってきた。本人も感触を得ていた様子。フォームのスムーズさも感じられるようになり、見た目にも立ち姿が綺麗に見えるようになっていった。
まだ時折、利き腕に意識がいくようだが、それでもこれまでの感触とは全く異なると言っていた。何を意識し、何を実行していけば良いか？つかんだ様子。
「ボディコントロール→ボールコントロール」
「ボディコントロール→バットコントロール」
受講後アンケート→2202④ 受講後アンケート
※上記アンケートの質問５には、「イップス解消の為のイップス改善トレーニング装具」について、その評価が掲載されています。
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明