三重県の小学生(投手)がイップス症状改善コーチングを受講致しました。
※お父様と一緒に受講頂きました。
<現在の状態を教えて下さい>※事前アンケートによる
・動作をうまく制御できない
・投げ方を忘れた
・よくひっかかる
・キャッチボールの相手まで届かない
<コーチング・コース>
イップス症状改善コーチング 【1回約120分 24,000円】
<最初のキャッチボールを見た感想(特徴)及び、その後の指導>
・捕手よりに大きくスウェイしていた(体重移動のタイミングが早く、上体が前に引っ張り出される状態になっていた)。
・ステップ幅が広く、不安定になっていた。
・身体のコントロールが効かず、小手先に頼らざるを得ない投げ方になっていた。
小学生ということもあり、お父様も横で一緒にお聴き頂いた。まず、これまでの経緯を本人とお父様からお聴きした。現在の状態になってから数ヶ月。ただ、いつどのあたりから・・ということについてははっきりとしない様子。いつの日からか、身体を思うように操作出来ないようになり、ボールコントロールが困難になっていたとのこと。
小学生ということもあり、そもそもの投球動作について一つ一つ紐解いて説明した。キャッチボールでは、徹底して足底中心、軸の形成、ボディスイング(胴体を振る)をレクチャーし、投球概念の再形成に努めた。100球程投げただろうか。。序々に投げ心地良さそうな表情と動きが生まれてきた。もちろんボールの軌道も安定し始めた。キャッチボールは計3、4セット行った。
今後は、再現性を高める為に、同じ投球動作を何千回、何万回と反復練習が必要。
その為に超近距離のキャッチボール調整と、ボディスイングを活用したバットスイングの方法をアドバイスした。
「ボディコントロール→ボールコントロール」
「ボディコントロール→バットコントロール」
受講後アンケート→201509④ 受講後アンケート
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明