東京都の社会人一般(捕手)がイップス症状改善コーチングを受講致しました。
<現在の状態を教えて下さい>※事前アンケートによる
・動作をうまく制御できない
・よくすっぽ抜ける
・よくひっかかる
・力感がない
・力が入らない
・その他(緊張して力んでしまう)
<改善コーチング・コース>
イップス症状改善コーチング Prus1(プラス1) 【120分+60分 】
<最初のキャッチボールを見た感想(特徴)及び、その後の指導>
・重心移動が早く、胴体が前方へ傾斜しながら投球していた。
・振上げ足の高さが気になった(高く上げてしまうと、バランスが崩れそうになり、どうしても低くせざるを得ない様子であった)。
・肘と手首の主導でボールコントロールしていた(そうせざるを得ない状態となっていた)
身体制御が上手くいかずにボールコントロールするのに苦慮していた。恐らくこれまで多くの試行錯誤を行ってきたと思われる。肘をああしてこうしてと意識して投げたり、グラブ側のグラブの位置を相手に向けて投げたり・・といった、小手先操作でスピードが上がったり、コントロールが良くなったりするのではないものではないことを伝えた。
スムーズに身体が反射し、ボールが放たれていく事で制御感覚が得られる。その制御感はメンタルに好影響を与える。更にそのメンタルの安心感が制御感を促進させる・・・。そのサイクルを創り出す事である・・そのような事をキャッチボール、実演を交え進めた。
午後(2回目)の後半あたりから次第に身体が制御されはじめ、コントロールされたボールがポツポツ出始めた(ただ、まだ数球の出現)。
少し時間も要するかもしれないが、手応えとして感触を掴んでいるだけに、超近距離のキャッチボールの調整と、ボディスイングを活用したバットスイングの方法を実践して欲しい。
「ボディコントロール→ボールコントロール」
「ボディコントロール→バットコントロール」
受講後アンケート→201509① 受講後アンケート
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明