東京都の高校生(内野手)がイップス症状改善コーチングを受講致しました。
<現在の状態を教えて下さい>※事前アンケートによる
・投げ方を忘れた
・よくすっぽ抜ける
・よくひっかかる
<コーチング・コース>
イップス症状改善コーチング 【120分 24,000円】
<最初のキャッチボールを見た感想(特徴)及び、その後の指導>
・リリースで抜ける、すっぽ抜けることが多かった。
・主に肘の操作でボールをコントロール。微妙な重心移動が、コントロールの影響を与えていた。
内野手ということで、捕球後の送球を早く投げなければならない為、小手先(肘や手首)で投げるクセがついていた。
そもそも「投げる」とはどういった動作か?動きを交えてレクチャーした。腕の振りばかりを改善しようとしていることがかえって、送球動作が安定しない原因になっていることを伝えた。
約150分の指導。開始して1時間半程は安定しない時間が続いた。だが、軸のコツが分かってきたのか、ボールが勝手にコントロールされ始める。コントロールを意識しなくても次第にスムーズな送球が出始める。不思議そうな顔していたが、とても心地良さそうだった。
その後、20球~30球程その感触を味わってもらった。以降、良い状態をつくる為のポイント及び練習方法をレクチャーした。
「ボディコントロール→ボールコントロール」
「ボディコントロール→バットコントロール」
トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明