千葉県の中学生(捕手)がイップス症状改善コーチングに来所しました。
<コーチング・コース>
「イップス症状改善コーチング(120分)」
<現在の状態>
動作をうまく制御できない
<コメント>
捕手と 外野手を兼任。以前は投手もやっていたとのこと。
アップ後、早速キャッチボール。投げ方は比較的整っており、ブレも少ない方だったが、ちょっと左右のブレが多かったので、投げながら本人に聴いてみた。すると、「自分がどうやって投げているのか、どうやって投げてよいのか、全く感覚がつかめない。そんな中で送球している」とのことだった・・。
実はこのような「概念」が出来上がっていないまま投げていることが非常に多いんです。このようななか、動作を繰り返すと、ストレスが溜まっていきます。思い通りにというのか、その思いそのものがないままに体を作動させている状況なのです。
1から”投げる”とはどのような動きなのかをレクチャーしました。当たり前の動きをどうやって当たり前にするのか、頭で理解するではなく、体を動かしながら五感で感じるものであることを指導。足、腰、膝、肩、肘、指先と触れていきながら、送球概念が想起できるよう促していきました。終盤間近、次第に投手のようなキレのあるボールが出現し始めました。
以下、お母様からのメールです(原文のまま)。
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昨日はありがとうございました。
アンケートの送信が上手くいかないので、メールさせていただきました。
ご指導頂きまして、本人の感想は、大変満足出来た。との事です。
どの様な点かと言いますと、今までは自分でどの様な練習をすれば自分にとって良いのかが分からなかったが、自分に合った練習方法が分かり目標が持てた。との事です。
教えて頂いた事に気をつけ練習を重ねてみて、また確認して頂ければと思います。
ありがとうございました。
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トレーニングサポート研究所
所長 松尾 明