「キャッチボールで今までステップをしていた距離が・・」(高校生・岐阜県・内野手)

岐阜県の高校2年生がイップス症状改善コーチングの為に来所。

コース:「イップス症状改善コーチング プレミアム(120分・120分)」

動作をうまく制御できない、よくすっぽ抜ける、リリース時、感覚がない・・・といった理由で来所。チームの監督も理解ある方だったこともあり、受講を許可いただいての受講。

早速。原因はやはり重心と軸でした(個人により簿妙にズレ具合が異なりますが・・)。ただモーションに入るタイミングではそんなに悪くなかったのですが、テイクバックに入る頃になると重心と軸が崩れ、体が前方へせせり出されるように。そしてさらに肘を上げようと、また前へ出そうと試みるものだから、ほとんど小手先だけしか制御できない状態に、体全体を制御する操作性が失われていました。

今回幸いにもプレミアムコースを選択いただいていましたので、1日目はイップス症状のその原因と対策。そして改善の為の練習に充てることができました。

2日目は、まるまる120分、良好な状態の再現性を高める為の改善練習に充てることができました。また2日目から「メンタル・グリップ」(シリコン)を導入しました。

おそらく2日間で200~300球程は投じたと思います。次第に淡々と投げることができるようになっていきました。本人のコメントにもありましたように「ステップを踏んでから投げないと、ボールが届かない状態であったのが、ステップなしで、軽く投げて届くようになった・・」というように体の感触から少しつかめた様子がありました。ただ、まだまだこれからです。好感触の積み重ね(練習)が必要なのです。

好感触が続くと、安心して動作することができます。心は安定していきます。安定した状態で動作をすることで、高いパフォーマンスが得られます。そのサイクルを作り直すことなんです。

その為に「超近距離キャッチボールと体全体を使った独自のスイング」を継続していくことをお勧めいたしました。

実施後アンケート→201412 ③受講後アンケート

 

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!