お父様を通じて再受講の打診
お父様より、息子の改善度合いを観てほしいといったリクエストメッセージ（LINE）が届きました（初受講は２ケ月前）。
◆レクチャー前：
「浮き沈みを繰り返しながら、少しずつ復調しているようです。息子の希望は現在の状態を観ていただき、アドバイスをいただきたいとのことです。ご都合の良い日を教えてください」
◆レクチャー後（１週間後）：
「先週はありがとうございました。受講後の帰りの車中で感想を聞いてみたら、キャッチボールが気持ち良くて、すごく楽しかったと言っておりました。小１から野球を始めて、初めて聞く言葉で、この言葉に息子の悩みが凝縮されているなあと。少しずつ焦らずじっくりと練習していき、しっくりくるフォームに安定していくことを見守っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。」
◆指導の所感
計２時間の再レクチャーを行いました。お父様の言う通り、以前お越しいただいた頃に比べ、一連の関節の動きもスムーズになっていました。ただ１球投げるごとにバランスが崩れフォームが乱れることが散見されました。（テイクバックからリリースポイントの間）、その結果、利き腕が力まざるを得ないフォームが出来つつありました。今一つ心地良さそうではありませんでした。
改めて重力、重心線、重心をもとにした動感を示し、フォームの立て直しを行いました。レクチャー開始後１時間経過したあたりから、フォームに安定感が漂うようになってきました。再現性の高いフォームが連続してできるようになっていました。
「あまり意識しないで投げられるようになってきた」「いい感じです」と言っていました。２０球程のキャッチボールを３セット（約６０球）行いましたが、膝元に来たボールは４球ほどでした。あとは私の胸、頭近辺に縦回転のきれいなボールが届いていました。「気持ち良さそうに投げてました」